定義
読み: じぞう けいちん / ローマ字: Jizō Keichin / ピンイン: Dìzàng Guìchēn
地蔵桂琛 (Dizang Guichen)とは、唐末から五代十国時代にかけて活躍した中国の禅僧。法眼宗の開祖である法眼文益の師として知られる。地蔵桂琛の禅風は、言葉による議論や理屈を嫌い、「今ここにある目の前の現実」や「日々の実践」を徹底的に重視する極めて実践的なものであった。
Q&A
- Q: なぜ、地蔵桂琛は言葉による議論や理屈を嫌ったのですか?
- A: なぜならば、頭の中の議論に溺れるよりも、目の前の現実や日々の実践の中にこそ、真の仏道があると考えたからです。
当時の若い修行僧たちは、各地を巡って「仏法とは何か」といった熱い議論を交わすことを重視していました。しかし地蔵桂琛は、どれだけ立派な議論をしても、それが日々の生活から離れていては意味がないと見抜いていました。そのため、議論を誇る修行僧に対して「ここでは田を耕し、米をついて食べている」と返し、日常の尊さを突きつけました。