定義
読み: がんとう ぜんかつ / ローマ字: gantou zenkatsu / ピンイン: Yántóu Quánhuō
巌頭全豁とは、唐代の禅僧。泉州(現在の福建省泉州市)出身で俗姓は柯氏。若くして清原の誼公(ぎこう)のもとで剃髪し、長安の宝寿寺で具足戒を受けた。経典や戒律を広く修め、さまざまな道場を遍歴した。生涯の友となる雪峰義存(せっぽう ぎそん)、欽山文邃(きんざん ぶんすい)と出会い、深く関わった。余杭の大慈山から臨済義玄のもとを訪ねたが、到着した時にはすでに臨済は亡くなっていたため、仰山慧寂に教えを受けた。その後、徳山宣鑑(とくさん せんかん)に参じ、その法を嗣いだ。鄂州(または朗州)の巌頭、後に洞庭の臥龍山に庵を結んで多くの参禅者が集まった。光啓3年(887年)4月8日に、盗賊に襲われ天を裂くような「大叫一声」を上げて60歳で示寂。諡号は清厳大師(景徳傳燈録 卷第十六(No. 2076 道原纂) in Vol. 51)。