🆕 2026-09-27 従容録 第二十六則 仰山指雪:完璧という幻想を捨て、現実を生きる

従容録 第二十六則 仰山指雪

従容録 第二十六則 仰山指雪の概念図
従容録 第二十六則 仰山指雪

Shoyoroku Case 26: Yangshan Points to Snow

核心

従容録 第二十六則 仰山指雪とは、仰山慧寂が庭の雪獅子を指して「この色を超える者はいるか」と問いかけ、後に雲門文偃が「押し倒す」と答え、雪竇重顕が「引き起こす」と補足した公案。一般には、「至純な清浄の境地(向上)にとどまらず、それを打ち破って執着を絶つ教え」とされるが、本辞典ではこれを「完璧という幻想や悟りへの執着(向上)を打ち破り、その力を現実社会の中でしなやかに活かして生きること(向上即向下)」という、実践的教えとして定義する。

Q&A

Q: なぜ仰山慧寂は庭先の雪獅子を指して「この色を超える者がいるか」と問いかけたのですか?
A: なぜならば、至純な清浄の境地(清浄法身・向上)を象徴する雪獅子を示し、修行僧たちに対して「その究極の境界すらもさらに超えて進む(向上を超える)」ことを促すためです。

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参考文献 / References

加藤咄堂 ([1941年頃]) / 『修養大講座 第11巻』 / 平凡社 [Link]
萬松行秀 / 天童正覚 『従容録』 / [1224年頃] [Link]

本記事の解釈や訳は、 加藤咄堂([1941年頃])『修養大講座 第11巻』平凡社 に依拠する。

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