🆕 8/9 従容録 第十九則 雲門須弥:世間の正解から降り、須弥山となれ

後唄文 (Gobai-mon)

後唄文 (Gobai-mon)の概念図
後唄文 (Gobai-mon)

Post-Chant Verses

核心

後唄文(ごばいもん)とは、禅宗の道場において食事の作法(行鉢)の締めくくりに唱えられる偈文のこと。蓮の花が泥に染まらないように、この世で執着を離れて生きることを誓う。一般には「食事の終了を告げる偈文」とされているが、本辞典ではこれを、「泥沼のような現実社会に身を置きながらも、それらに同調や没入をすることなく、自らの清浄な主体性を保ち続ける仏を礼讃し、『自らも世間に染まらないという能動的な宣言』」として定義する。

Q&A

Q: なぜ、「礼讃」と「宣言」がセットになっているのですか?
A: なぜならば、単なる仏への礼讃だけでは、どこか外部の対象に対する儀礼にとどまり、当事者意識が持てないからです。仏という真理を礼讃すると同時に、自分事としてそのあり方を決意(宣言)することで、泥の中でも清浄に生きるための「自分自身の主体的な実践」へと昇華させるきっかけとなるからです。

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参考文献 / References

東京大学大学院人文社会系研究科 大蔵経データベース研究会 (2018) / 『SAT大蔵経』 / 東京大学 [Link]

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