🆕 7/12 従容録 第十五則 仰山挿鍬:禅は社会奉仕しないのか? 救済の土台は主体性である

身口意

身口意の概念図
身口意

定義

読み: しんくい / ローマ字: shinkui / 梵語: kāya-vāk-citta

身口意 (Three Karmas of Body, Speech, and Mind)とは、仏教において人間が活動を行う際の3つの源泉、すなわち「身(しん:身体的行為)」「口(く:言葉による表現)」「意(い:心の中の思索・意図)」の総称である。日本語では「しんくい」と読む。「三業(さんごう)」とも呼ばれる。修行の根本はこの三つを清らかに保つことにある。仏教の法要はこの考えを元に成立しており、供養法要では、僧侶、信徒と共に身口意三業を慎み、身心を清浄にするべきものである。たとえば、受戒や布薩においては『華厳経』普賢行願品にある「我昔所造諸惡業、皆由無始貪瞋癡、從身口意之所生、一切我今皆懺悔」の文を唱える。また、展鉢偈には「如來応量器、我今得敷展、願共一切衆、等三輪空寂」とある。三輪とは身、口、意、三業のことだ。

Q&A

Q: なぜ「自宅を道場とする」ことができるのですか?
A: なぜならば、「道場」とは特別な建物だけを指すのではなく、自分がその場所で真剣に自己を律し、清らかな行いをするならば、そこがそのまま修行の場となるからです。自分の心と環境を整える「洒水」の作法を日々の習慣にすることで、日常の延長にある場所が、精神的な拠り所へと変わるからです。

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参考文献 / References

山田孝道 (1915) / 『禅宗辞典』 / 光融館 [Link]

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