定義
読み: ろそほううん / ローマ字: Roso Houn / ピンイン: Lǔzǔ Bǎoyún
魯祖宝雲とは、唐代の禅僧である。唐代の著名な禅僧である馬祖道一(ばそ どういつ)の直接の法嗣。南泉普願にとっては兄(同門の先輩)にあたる。池州(現在の安徽省貴池市付近)の魯祖山に住んだ。洞山良价(とうざん りょうかい)が若い頃に魯祖に参じている。魯祖は、ただ面壁をして答えた。しかし、言葉を尽くして説法したり、問答に応じることもあった。
Q&A
- Q: なぜ、 魯祖宝雲はただ面壁をして答えるだけになってしまったのですか?
- A: なぜならば、言葉の限界を知り抜いた末に、あえて言葉を捨てて「面壁」という究極の沈黙スタイルに行き着いたからです。 同じ馬祖の門下である長沙景岑(ちょうさ けいしん)禅師は、「(あの面壁で有名な)魯祖も、かつて最初にお寺を開いたときには、修行僧たちには、言葉を尽くしてあれこれと語っていたのだ」と明かし、魯祖は最初から沈黙していたのではないことが分かります。