定義
臨済宗繁栄の基礎を築いた臨済宗中興の祖
読み: ふけつ えんしょう
概要: 風穴延沼とは、五代十国時代から北宋初期にかけて活躍した臨済四祖の禅僧。
出身: 餘杭(現在の浙江省杭州市余杭区)
修行: 越州の鏡清順徳大師(鏡清道怤)、郢州華厳院の守廊上座(南院の元侍者)、汝州の南院慧顒(宝応慧顒)のもとで修行した。
悟り: 「作棒眉鬚堕落」の語(または南院の接化)で大悟。
教え: 臨機直須大用現前(機に臨んでは直ちに大きなはたらきを現前させるべきであり、小節に拘泥してはならない)
影響: 戦乱期において絶滅寸前であった臨済宗の法脈を伝承し、優れた後継者を育てたことで、後に臨済宗が大繁栄する道筋をつけた。
死去: 993年8月4日の午後、辞衆の偈「白銀世界金色身…」を遺して安坐したまま遷化した。世寿68(数え年)。火葬(茶毘)されて舎利を納めた。
備考: 南院慧顒からは「黄面淅子」(浙江出身の黄色い顔の男)と呼ばれた。
典拠の巻: 『景徳傳燈録』 卷十三