🆕 2026-10-18 従容録 第二十九則 風穴鉄牛:やるかやらぬかを超えて即時実行する

祖師心印

祖師心印の概念図
祖師心印

Mind seal of the Patriarchs

定義

読み: そしのしんいん / ローマ字: soshi shin'in / ピンイン: zǔ shī xīn yìn

祖師心印とは、祖師が悟り得た心印(心の本質を印証するもの)のこと。仏陀が悟り得たものを仏心印という。しかしながら、この二つが決して別のものであるわけではない。人々が本来具わっている妙心(すぐれた真理の心)のことをいうのである。 心印とは、『宗鏡録』に「仏祖の法の中では、みな心を以て印とし、万法(すべてのもの・真理)を正しく決定する」とある。また、同安察の『十玄談』には、「あなたに尋ねるが、心印とはどのような顔をしているのか、心印をいったい誰が敢えて授け伝えることができようか、長い年月を経て変わることなく平穏であり、あえて心印と呼ぶことさえもはや虚言である」とある。

典拠の巻: 『禅宗辞典』

Q&A

Q: なぜ「祖師心印」と「仏心印」は、名前が分かれているのに別のものではないのですか?
A: なぜなら、 どちらも人間が生まれつき本来備えている「妙心(優れた真理の心)」そのものを指しているからです。悟った主体(仏陀か祖師か)によって呼び名が分けられているだけで、その本質・内容は全く同じものです。

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参考文献 / References

山田孝道 (1915) / 『禅宗辞典』 / 光融館 [Link]

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