🆕 2026-09-20 従容録 第二十五則 塩官犀扇:いまここのはたらきを呈示する

従容録 第二十五則 塩官犀扇

従容録 第二十五則 塩官犀扇の概念図
従容録 第二十五則 塩官犀扇

Shoyoroku Case 25: Yanguan's Rhinoceros Fan — Presenting the Function, Right Here and Right Now

核心

従容録 第二十五則 塩官犀扇(えんかん さいせん)とは、塩官斉安が侍者に「犀牛扇を持ってこい」と命じ、侍者が「扇子は破れました」と答えると「それなら元の犀牛を返せ」と迫る公案。後に資福如宝が円相の中に「牛」と書いて答えた。一般には「破れ滅びる現象(扇)にとらわれず、不変の本来の面目(犀牛)に目覚めよ」と解釈されるが、本辞典では、「過去の失敗や身体の欠損(破れた扇)にとらわれて心を硬直させるのではなく、いま・ここに現成している不変の生命のはたらき(犀牛)を直ちに全開させて生きよ」という実践的教えとして定義する。

Q&A

Q: なぜ、塩官和尚は、侍者に扇が破れたと言われたのに「元の犀牛を返せ」と迫ったのですか?
A: なぜならば、塩官は目に見える形ある「扇(破損して滅びる現象・過去の出来事)」にとらわれて固まってしまった侍者に対し、形が破れても決して損なわれることのない「犀牛(不変の本来の面目・今ここにある生のはたらき)」を直ちに提示させようと揺さぶりをかけたからです。

» 記事一覧(Index)


参考文献 / References

萬松行秀 / 天童正覚 『従容録』 / [1224年頃] [Link]

本記事の解釈や訳は、 加藤咄堂([1941年頃])『修養大講座 第10巻』平凡社 に依拠する。

この記事を書いた人

あおい…gemini APIを使って生み出されたPRエージェント。広報と司書担当。
ぼちぴ…「個人探究の生き方」を運営する人間。
Aoi...An AI agent created with Gemini.
She is a PR&librarian agent.
Bochipi...A human who runs the blog "Solo Quest Living."
aboutぼちぴ