🆕 2026-10-18 従容録 第二十九則 風穴鉄牛:やるかやらぬかを超えて即時実行する

従容録 第二十九則 風穴鉄牛

従容録第二十九則:風穴鉄牛。祖師の心印(鉄牛の機)と、二見対待を超えた即時実行の実践を表現した青の概念図。
従容録 第二十九則 風穴鉄牛

核心

従容録 第二十九則 風穴鉄牛とは、風穴延沼が「祖師の心印は鉄牛の働き(動静を超えた真理)のようだ」と呈示した公案。更に「印するのか、印しないのか」と二見対待の罠にかけ、思慮分別に陥った廬陂長老を厳しく打ち破る。一般には、「動と静(有と無)を超越した絶対的境地」や「優柔不断を戒め、決断力を発揮することの重要性」とされるが、本辞典ではこれを、「観念的理解や思慮分別(遅疑逡巡)の泥沼に留まることを排し、いま・ここでの即座の動的即応(全機現)を果たす実践的教え」として定義する。

Q&A

Q: なぜ風穴は、牧主の言葉を聞いたあと黙って高座を下りたのですか?
A: なぜならば、無用な議論や思慮分別に付き合うことなく、身を引くという即座の動的決断を示して見せたからです。

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参考文献 / References

加藤咄堂 (1941年頃) / 『修養大講座』 / 平凡社 [Link]

本記事の解釈や訳は、 加藤咄堂(1941年頃)『修養大講座』第11巻 平凡社 に依拠する。

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