定義
読み: ぶっしょう / ローマ字: Bussho / ピンイン: Fóxìng / 梵語: Buddhā-dhātu
仏性とは、仏になる可能性という意味である。大乗仏教では、誰でも仏陀になれると解き、本来の心の清浄性を強調した。これをもっと具体的にいうと(如来の子)如来蔵が内在するという。仏性という語は、大乗仏教の涅槃経で最初に使われた。如来蔵と仏性は、初期仏教にもアビダルマ仏教にもなかった大乗仏教特有の用語だ。涅槃経では「一切衆生にことごとくに仏性が有る」と説き、一切衆生悉有仏性(いっさいしゅじょう しつうぶっしょう)という。なお、悉有仏性は、しっつぶっしょうとも読む。
Q&A
- Q: なぜ、仏性があるのに私たちはそのまま悟れないのですか?
- A: なぜならば、仏性は本来備わっているものの、生まれながらにして煩悩や執着(無明)という「汚れ」によって覆い隠されているため、そのままででは自分の内なる仏性を自覚することができないからです。