🆕 2026-10-04 従容録 第二十七則 法眼指簾:ありのままの現れに向き合い、自分本来の姿を現す

従容録 第十四則 廓侍過茶

従容録 第十四則 廓侍過茶の概念図
従容録 第十四則 廓侍過茶

Shoyoroku Case 14: An Attendant Serves Tea

核心

従容録 第十四則 廓侍過茶とは、廓侍者の言葉でからかい、試そうとする」態度に対し、師である徳山宣鑑が言葉で言い返さず、沈黙によって相手を圧倒した公案。一般には、「言葉を超えた師弟の高度な心の通い合い」とされるが、本辞典ではこれを「ただ黙って立ち去ることこそが、相手の土俵に立たずに自分の主導権とあり方を保つ応答である」という、実践的教えとして定義する。

Q&A

Q: なぜ、挑発に対して言葉で言い返さずに沈黙することは、単なる「逃げ」や「無責任」ではないと言えるのですか?
A: なぜならば、相手の理不尽な前提を丸ごと外して「関わらない自由」を自ら選択する、極めて能動的で強い意志を持った態度だからです。
反応しないことは弱さではありません。すべての問いに言葉で答える必要はなく、「返事がないことが返事」という放っておく姿勢も、相手に振り回されない立派な応答です。

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参考文献 / References

加藤咄堂 ([1941年頃]) / 『修養大講座 第10巻』 / 平凡社 [Link]
萬松行秀 / 天童正覚 『従容録』 / [1224年頃] [Link]

本記事の解釈や訳は、 加藤咄堂([1941年頃])『修養大講座 第10巻』平凡社 に依拠する。

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