従容録 第九則 南泉斬猫

従容録 第九則 南泉斬猫の概念図

従容録 第九則 南泉斬猫

Case 9: Nansen Cuts the Cat

目次

核心

南泉が猫を斬ったという公案。一般には執着を捨て去った悟りの境地をあらわすとされるが、本辞典ではこれを「言葉や常識や思考や理屈の束縛を断ち切れ」という実践的教えとして定義する。

Q&A

Q: どうして南泉は猫を斬ったのですか?
A: 僧侶たちが猫について仏性論や因果論の言い争いをしていました。そこで南泉が「猫がどうしたのか?言ってみろ」と言い、誰も答えられなかったので斬ってしまいました。これはつまり、肝心な一言がいえないなら言い争ってもしかたがないのだから、思考や理屈の束縛を断ち切るという行動を起こせということなのです。

参考文献 / References

加藤咄堂 ([1941年頃]) / 『修養大講座 第9巻』 / 平凡社

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「個人探究の生き方」を運営している ぼちぴ です。
どうしたら幸せになれるのか?という問いに対して「自立して個人探究をし、自分で掴みとる」という答えを得ることができました。
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