定義
読み: だいずい ほうしん / ローマ字: Daizui Hōshin / ピンイン: Dàsuí Fǎzhēn
概要:唐末から五代の禅僧。長慶大安に師事して法を嗣ぎ、益州の大隨山に住した。「劫火洞然」の問答に代表される脱俗の機鋒で知られ、一切の執着を離れてあるがままに随う「随他去」の風を掲げた。
修行:諸方を巡脚し、潙山霊祐や長慶大安らに参禅した。
悟り:長慶大安のもとで心印(法)を受けて深く大悟した。
教え:随他去(永遠不滅な何かへの執着すらも打破する超脱の境地)
典拠の巻: 『景徳傳燈録』 卷第十一
Q&A
- Q: なぜ大隨法真は口が麻痺したフリをして周囲に薬を持ってこさせたのですか?
- A: なぜならば、ある日突然口が歪んだフリをして「誰も私の口を治せる者はいないか」と募り、僧や人が競って薬を献上した7日後、自ら口を叩いて元に戻すと「これほど長らく二片の皮(唇)を動かして言葉を鼓してきたが、誰一人として私の口(説法)を治せなかった」と語り、言葉や教理に依存する愚かさをいさめるためだからです。