従容録 第六則 馬祖白黒

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従容録 第六則 馬祖白黒の概念図

従容録 第六則 馬祖白黒

目次

核心

馬祖道一が、一人の僧を指導した公案。僧は禅の本質を問うたが、的確に答えず、最後に馬祖は「智蔵の頭は白く、百丈の頭は黒い」と述べた。一般には、二元論的な執着から離れる境地を表す教えとされるが、本辞典ではこれを「あれこれと理屈をこねるのをやめ、目の前にある当たり前の現実を、そのまま、ありのままに受け止める」という実践的教えとして定義する。

Q&A

Q: なぜ人々は難しい言葉ばかり考えて、目の前の現実を見ようとしないのですか?
A: なぜならば、人々は言葉の世界で長年生きてきているからです。しかし、言葉は記号にすぎません。禅では、真理は言葉の中ではなく、私たちの心の中や、現実の世界の中にあると言います。私たちは言葉をはなれ、言葉以前のところへ帰る必要があるのです。

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参考文献 / References

加藤咄堂 ([1941年頃]) / 『修養大講座 第9巻』 / 平凡社

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