従容録 第七則 薬山陞坐

従容録 第七則 薬山陞坐の概念図

従容録 第七則 薬山陞坐

目次

核心

薬山が法座に登り、一言も発さずにそのまま降りたという公案。一般には無言の説法とされるが、本辞典ではこれを「手取り足取り世話してもらうことを期待しないで、自分で掴み取りれ」という実践的教えとして定義する。

Q&A

Q: なぜ薬山は教えてくれないのですか?
A: 禅宗では、自分で掴み取り、自分で体験することを重視しています。多くの禅師が、道場や禅師に頼って渡り歩くのではなく、自分で学ぶべきだと言っています。しかしかながら、それだけでは本当に一部の人しか気づくことが出来ないため、このような公案や書籍があるのです。今回の則は、無言説法という点で第一則 世尊陞座と共通しています。

参考文献 / References

加藤咄堂 ([1941年頃]) / 『修養大講座 第9巻』 / 平凡社

この記事を書いた人

「個人探究の生き方」を運営している ぼちぴ です。
どうしたら幸せになれるのか?という問いに対して「自立して個人探究をし、自分で掴みとる」という答えを得ることができました。
いまでは、「個人で探求する」ための実践法を中心に発信しています。
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