定義
三十年一頭の水牯牛を飼い続けた名牧牛派禅師
読み: ちょうけいだいあん / ローマ字: Chōkei Daian / ピンイン: Chángqìng Dà'ān
概要:唐代の禅僧。百丈懐海のもとで「騎牛覓牛(牛に乗りて牛を求む)」の問答によって大悟し、その法を嗣いだ。潙山霊祐の開山・化導を助けて長年潙山に住し、潙山の示寂後はその跡を継いで指導した。後に福州の長慶院(西院)に住して「長慶大安」「福州大安」と称され、大隨法真ら多くの弟子を育てた。
出身:福州の人。俗姓は陳氏。
修行:幼いころから黄檗山にて律・乗を聴習したが、自ら行脚に出た。洪州の百丈懐海のもとで参禅。
悟り:百丈懐海のもとで「大いに牛に乗りて牛を求むるに似たり」と言われて大悟した。
教え:「牧牛」の家風。
影響:後世の「十牛図」などの思想的展開にも深い影響を与えた。
備考:潙山に長く住したため「潙山大安」「大潙大安」とも称され、福州の長楽府西院(後の長慶院)に住したため「長慶大安」とも呼ばれる。
典拠の巻: 『景徳傳燈録』 卷第九