核心
従容録 第二十三則 魯祖面壁とは、魯祖が修行僧に面壁だけで答えようとするのに対し、南泉が「そんなやり方では誰にもわからない」と問題定義する公案。一般には、「言葉を超えた絶対的な無言の境地こそが禅の真髄である」とされるが、本辞典ではこれを、「究極の境地は言葉や理屈を超えているが、ただ黙っているだけでは伝わらない」という実践的教えとして定義する。
Q&A
- Q: なぜ、魯祖は修行僧に対して言葉を話さず、ただ壁に向かって坐禅をしたのですか?
- A: なぜならば、修行僧の問いかけや言葉によるやり取りを超えた、一切の概念や差別のない「本来面目(真理そのもの)」を直接表現する究極の不立文字を実践するためです。