🆕 9/6 従容録 第二十三則 :言葉では真理を体得できないが、言葉にしないと誰もわからない

棺木裏の瞠眼

棺木裏の瞠眼の概念図
棺木裏の瞠眼

Kanbokuri no Dogan

定義

読み: かんぼくりのどうがん / かんぼくりのどうげん / ローマ字: Kanbokuri no Dogan

棺木裏の瞠眼とは、死人が棺の中で目を見開くという、禅の書物によく出る比喩表現だ。対義語に
枯木裏の龍吟がある。枯木裏の龍吟(こぼくりのりゅうぎん)とは、枯れ木の中に龍の声を聞くという、死中に活気を見出すという意味の対義的な比喩表現だ。
雲門の言葉に「雪上に霜を加え、棺木裡に瞠眼し、灸瘡瘢上に艾焦を着くるなり(雪の上にさらに霜を足し、棺桶の中に入っている死人の目に、さらに無理やり目を見開かせようとし、焼いてできた灸の痕(傷跡)の上に、さらに火のついたもぐさを押し当てるようなものである)。」というものがある(出典:『景徳傳燈録』巻第十九(道原纂)|SAT大蔵経 No. 2076)。
読み方は大正期の本を参考にした。
加藤咄堂(訳註)『和訳碧巌録 詳註』東亜堂書房、1913年。
国訳禅宗叢書刊行会(編)『国訳禅宗叢書 第1巻 再版』国訳禅宗叢書刊行会、1921-1922年。

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参考文献 / References

加藤咄堂 (1941年頃) / 『修養大講座 第9巻』 / 平凡社

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