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核心
釈迦が法座に登り、一言も発さずにそのまま降りたという公案。一般には無言の説法とされるが、本辞典ではこれを「真理は言葉のみならず、その人の全存在を懸けた態度や行動によって示されるものである」という実践的教えとして定義する。
Q&A
- Q: なぜ「言葉を使わなかったこと」が重要視されるのですか?
- A: 言葉はあくまで指標(指先)であり、真理そのものではないからです。釈迦が座を降りるという「行動」そのものに真理が体現されていると捉えることで、知識としての禅ではなく、日常の振る舞いとしての禅が見えてきます。